へバーデン結節??

2019年10月14日

指が熱を持って、痛い

あちこちの指の第1関節が、腫れて熱をもって、時々かなり痛む。
ヘバーデン結節というらしくて、母もほとんどの指が、それ。
整形外科医にかかっても治らないと、母が言うので、病院には行ってない。
ネット上の記事を探しても、やはり治らないらしい。

痛みがひどい時には、指を冷やすように、冷感湿布などを巻いているけど、これでは仕事にならない。
シップの上から、テーピングをしてみたり、水仕事をするときには、薄手のゴム手袋をしてみたり。
でも、洗い物も料理も、やりにくくて、非常に難儀。

今日、メンタルヘルス関係の学習会で、漢方の話を聴いてきた。
講義の後に、漢方の先生に「ヘバーデン結節も、漢方で良くなりますか?」とおたずねしたら、効く薬があるらしい。
先生の薬局は自宅からそんなに遠くじゃないし、「びっくりするほど高価なわけじゃありませんよ。」とおっしゃるので、今度、先生の薬局を訪ねてみようかしら。

良くなるといいなあ。

勇気を出して、漢方薬局へ

15日前、勇気を出して、漢方薬局に電話してみました。
相談の予約だけ、と思ったんだけど、「先日の勉強会で先生のお話を伺いまして…」と切り出したら、電話を受けてくれたお姉さんが、「では先生に替わります。」とお電話を替わってくださって、まあ、お忙しい先生なのに、いらしたんですね。
手短にお礼を申し上げ、ひとしきりお話した後、これから講義に出かける所だからと、詳細は奥様の方の先生に替わっていただいて、奥様先生も、今日これからでも大丈夫とおっしゃるので、30分後ぐらいにお店に伺うことに。

薬局に着いたら、なんと先生も出かける時間を遅らせて、待っていてくださって、いろいろと詳しくお話をさせていただき、なんとかいうとても高価な機械で、血のめぐりの悪いところなども調べてくださってから、奥様にバトンタッチ。

奥様にも、いろいろとお話を聴いていただいた後に、漢方の処方をしてくれました。

とりあえず、15日分。
粉で飲むのと、煎じるのではどっちがいいときかれて、講義では「煎じる方が絶対いい」と伺ったので、もちろん煎じる方にしてもらいました。

が、しかし、600ccの水を土瓶に入れて、50分、煮ださないとならないんだって。
できるか?自分…。毎日だよ。
金属の薬缶じゃダメなんだって。ガラスか、土瓶。

土瓶でも購入して毎日頑張るしかないかあ、と思いつつ、処方していただいている間に薬局の中を見て回っていたら、なんと、電気ポットのようなもので、タイマー付きで煎じることができる便利なものがあるじゃありませんか!
これならきっと、続けられそう…と思い、一緒に購入して帰りました。

やる気があるうちに始めないと、きっとやらない羽目になる、と思ったので、帰宅後に台所のテーブルを片付けて、早速、第1服めを煎じ始めました。
600ccで1回煮出して、2回に分けて飲む。

旅行に行くときには、煮出した薬をペットボトルに入れて持って行って、電子レンジで温めて飲むとか、とにかく、1日も休まずに15日間、続けることができました。

肝心の効果は、というと、なんとなく、指が熱を持つ回数や、針で刺されるような痛みの回数は、減ったかなあ。

骨の膨らんでいる部分が、無くなるのかどうかは、まだまだ分からない。
関節が自由に、元通りになるのかどうかも、まだまだ。

先生の経験から言うと、ご自身の口の中にできたガングリオンは、無くなるのに相当日数がかかったということなので、そんなに結果は早くは出ないでしょう。

誰の意見でも、どんなサイトでも、ヘバーデン結節は治らないというようなことなので、漢方を続けて、もし治ったら、御の字。

とりあえず続けてみよう。
ということで、次の15日分を処方していただきました。

続けてみよう

漢方を初めて1か月が経過。
ヘバーデン結節は、以前ほど熱を持たなくなり、針を刺されるような痛みは、回数が減った気がする。
前回は、足首の捻挫の内出血を無くす薬も入れてもらっていたので、足首の痛みもだんだん軽減している。正座はまだ無理だけど、内出血はなくなった。
タイマー付きの煎じ薬専用器のおかげで、とりあえず毎日飲み続けている。
旅行や合宿の時は、日数分のせんじ薬を作って、ペットボトルに入れて持って行って、現地で電子レンジを使ったり、お湯を混ぜて温めて服用。
我ながら頑張っているなあ。

これで、関節のふくらみが取れて、自由に動かせるようになれば、御の字。
頑張って続けよう。

2か月経過

漢方を飲みだしてから、1か月を超え、とりあえず毎日、煎じて飲んでいるのも、ハリオ製のマイコン煎じ器のおかげ。土瓶で煎じていたのでは、全く続かなかったと思う。

指の具合はどうかというと、以前ほど真っ赤に熱を出して痛むことは少なくなったけど、これは薬が効いているせいなのか、時間が経過したせいなのかは、よくわからない。

へバーデン結節の先輩の実母によると、一時期は発熱してかなり痛むけど、時間が経つとだんだん痛みは減ってきて、痛みが無くなった頃には関節が膨らんで曲がったまま固まっている、だそうだから。

曲がったまんま、固まっちゃうのは、嫌だなあ。
指を使うことが多いのに、手仕事ができないようになるのは、辛い。

一番ひどい状態の左手の中指は、真っ赤に腫れて膨らんでいた時には、伸びてくる爪の色も茶色に変色していたけど、漢方を飲み始めて以降は、爪の色が戻ってきた感じもする。
間接付近の色は、真っ赤ではなく、他の指と同じような色ではあるけど、かなり太いまんまなのは相変わらず。
そして、他の指の爪が比較的扁平なのに対して、中指だけは爪のRがきつくて、爪の厚さがある。

気になるのは、他の指にもでき始めた関節のしこり。
これが増えてきたら、嫌だなあ。

漢方の先生は自分のガングリオンがなくなるまでに3か月かかったとおっしゃっていたから、そんなに早く治るものでもないとは思っているけど。

で、どんな生薬を処方しているのか教えてくださいとお願いしたら、メモ用紙に書いてくれたけど、これがなかなか達筆で、判読が難しい。
少しづつ解読して、どんな生薬が入っているのか、調べてみようと思う。