シニアにこそ、スマートフォンを使ってほしい

2019年2月13日

還暦になったものですから、あちらこちらで同窓会の計画が持ち上がりました。
高校の同窓会は、終わったばかり、これから中学校の同窓会を開催するところです。

いやー、数年前にもクラス会などは実施していたのですが、前回とは違って、いろいろと便利になりましたね。
幹事役の半数以上のメンバーがスマートフォンを使っているので、そしてしかも、LINEを使っているので、連絡がとても便利になりました。

LINEでグループを作ると、案内状の確認も、出席者の確認も、会の進行についての話し合いも、記念撮影についての段取りも、あっという間にメンバー全員に知らせることができて、情報の共有が驚くほどスムーズにいっています。

終ったばかりの高校の同窓会では、会の最中に撮ったスナップ写真も、幹事みんなで共有できて、とっても楽しかったです。

残念だったのは、幹事の中でも数人は、スマートフォンを使っていなくて、LINEも使っていないので、リアルタイムで話に参加できず、誰かが後から要点だけ伝えるということをしなければならなかったことです。

スマートフォンは、こんなに楽しく使えるのに、ガラケーしか使っていないなんて、残念だなあ。

もしかして、スマートフォンは、使い方が難しいと思っているのでしょうか?

いえいえ、きっと、新しいものに触れるのはちょっと怖いと思っているだけで、触ってしまえば、慣れてしまえば、楽しめるんじゃないでしょうかね。

実は、85歳になる実家の母にも、数年前にガラケーが古くなったとき、スマートフォンに買い換えました。
らくらくスマートフォンとかではなく、普通のandroidです。

母より少し前に、母の妹夫婦が二人そろって、らくらくスマートフォンに替えたので、ちょっと触らせてもらったのですが、なんだか、操作の仕方が分かりにくい画面で、画面をかなり強く押さないと、表示が変わらないという感じでした。
強く押さないと操作できないのは、きっと、誤動作を防ぐためですね。

それを見て、なおさら、母には普通のandroidを買おうと思いました。

母に渡すなら、自分も使い慣れているものの方が、使い方がわからないというようなときに、教えてあげやすいし、指の力が弱くなってきている母にとっては、強く押さないとならないらくらくスマートフォンでは、かえって使いにくいのではないかと思ったからです。

意に反して、母は、すぐに使い方をマスターしました。
いろいろ触ってみて、楽しさがわかったようです。
孫たちとも、LINEでメッセージのやり取りができるので、楽しんでいます。

また、母の同級生で、病気のために医療施設に入っているお友達がいるのですが、その人もスマートフォンを使っていて、施設では大きな声で電話などをするのがはばかられるからと、母とはLINEでやり取りをしているようです。

LINEって、本当に便利ですよね。

写真を送りたいときも、メールに添付するなどという作業が不要なので、とても簡単に、連続して何枚も、LINEで送ることができます。

可愛いスタンプも使えるので、文字で言葉を打つほどじゃないけど、気持ちを伝えたい、なんていうときには、便利です。
母も、なかなか斬新なスタンプを送ってきたりします。

文字を入力するのも、実は、ガラケーより、だいぶ楽だと思います。

ガラケーの場合は、例えば、「え」と書きたいとき、「あ」と書いてあるボタンを、4回押さなくてはなりません。
うっかり5回押して「お」になってしまったら、もう一度最初から、4回押さなくてはなりません。

スマートフォンなら、そんな面倒なことはしなくてもいいんです。

文字入力が簡単だということが、わかる動画を見つけたので、貼り付けておきますね。

スマホの操作方法(文字入力)についての動画

どうです?

簡単でしょ?

それから、スマートフォンの画面を、指で触って、動かすだけで、画面が上や下に送れたり、拡大して大きく表示できたりするんですよ。

画面が見えにくい、なんていうときでも、スマートフォンの表面を指で動かすだけで、大きくできるんですから、シニア世代にこそ、スマートフォンが便利だと思います。

らくらくスマートフォンが良いのか、それとも普通のandroidスマートフォンが良いのか、はたまた、iPhoneが良いのかは、インターネット上にもたくさん情報があって、「らくらくスマートフォンがいいのか、アンドロイドがいいのか」「らくらくスマートフォンとアンドロイドの違い」などというキーワードで検索してみると、いろんな記事を参考にすることができると思いますが、一番は、実際にショップに行って、自分で触ってみるのが良いと思います。

触ってみるときは、画面が動かない見本を触るんじゃなくて、本当に使える端末を触ってみてくださいね。

シニア世代こそ、スマートフォンを手にしたら、新しい世界が開けて、楽しい毎日が過ごせるかも。