還暦同窓会、あれこれ/男性と女性は感性が違うから??
高校の還暦同窓会は、無事に終了!
なにしろ還暦にあたる年なものですから、還暦同窓会が目白押しなのです。
そもそも、高校のクラス会は、もともと、今年は私が幹事ということになっていたので、還暦の年だし、ちょっと良いホテルで、リッチにクラス会をやろうかしら…と、長いことおつきあいのあるホテルの担当者に「20人ぐらいのクラス会をやるので、小さい宴会場を押さえておいてください。」とお願いしておきました。
ところが、還暦の年だし、別のクラスの幹事から、全クラス合同で同窓会をやりましょうという声がかかり、学年同窓会を開催するということになりました。
急遽、ホテルに「100人ぐらいの同窓会になりましたが、部屋は空いてますか?」と連絡したら、OKだって!
助かりました。
同窓会の打ち合わせは、かつての各クラスの代表が集まって、何度か実施しましたが、いろんなアイディアを持ち寄って、打ち合わせそのものがとても楽しかったんです。
なにしろ、女子高だったから、女性だけだし。(^^;)
さて、同窓会当日も楽しい中に無事終了しまして、参加した皆さんからも、喜びの声、感謝の言葉をいただくことができました。
?あれ?ちょっとちがうかな?
次は、中学校の同窓会です。
こちらは地元の公立の中学校なので、男女共学です。
今年の春先に、突然、同級生の一人から連絡があって、やはり全クラス合同の同窓会をやろうという呼びかけがありました。
こちらの打ち合わせは、やはり各クラスから代表が集まって、近所の居酒屋で、宴会をしながらの打ち合わせです。
これまでに都合、4回は実施しました。
1回に20人以上集まるので、もう、幹事打ち合わせが既に、同窓会みたいなもんです。
でも、お酒を飲んでいるばかりではありません。
もう間もなく還暦同窓会の開催時期が迫っているので、打ち合わせも佳境に入ってきました。
と、ここで、二つの同窓会幹事を並行してやってきた中で、いろんな違いに気がつきました。
その違いの原因が、女性だけの集まりと、男女が一緒にいる集まりだからなのか、その他に原因があるのかは、よくわかりません。
決定的に、「違う!」と感じたのは、男性幹事の一人が「これだけ頑張って、同窓会をやり遂げるんだから、やったという記念を残したい。」と、記念品を作ることを提案してきたことです。
記念品を作るなんて、女子高の同窓会では、だれも考えませんでした。
女子高の同窓会では、参加してくる同窓生の中には、ずっと現役で仕事をしてきた人もいるし、ずっと主婦だった人もいるだろうし、あるいは、パートなどで家計を助けている人もいるかもしれません。
だから、なるべく安い会費で、それでも思う存分楽しんで帰ってもらおうと、工夫しました。
だから、会陰会費用と、記念写真代と、幹事たちが使った案内ハガキなどの通信費を支払った後、なんと2,000円しか残金が出ませんでした。
これは、いろいろと歩いて交渉してくれたり、司会進行をやってくれた幹事に受け取ってもらいましたが。
会場のホテルの料理も、ホームページなどで紹介されているコースの宴会料理は、8,000円ぐらいからでしたが、「女性だけでそんなに食べないから、量は少なくていいので~。」とお願いして、6,000円にしてもらいました。
それでも、美味しいお料理を、満足するだけ食べることができました。
とにかく、参加費を安くして、たくさんの人に参加してほしい!と、記念品を作ったり、お金がかかる仕掛けを作ったり、ということは一切、考えていなかったのです。
ましてや、「幹事は頑張ったから、何か見返りを」とは、頭の片隅にも、思いもしませんでした。
いろんな考え方があるね。
そもそも、中学校同窓会の会費の設定が、高かったんです。
7,000円のお料理に、先生方をお招きしたら、花束やタクシー代が必要、と、10,000円の会費設定にしたので、一人当たり3,000円は諸経費代を計算していたんですね。
でも、思ったより先生の出席が少なそうだし、お金が余るから、何か記念品を作ろうと、提案が出されました。
しかし、いろんな意見が出ました。
・別に記念品なんていらないから、余ったお金はみんなに返そう。
・いや、お金を返すとなると、硬貨で細かいお金を用意したり、手数がかかるから、2次会の費用に回そう。
・2次会はそれぞれのクラスで実施するから、割り当てるのはやっぱり大変。
・モノは残らなくていいから、紅白のお饅頭などの消えものにすればいいんじゃない?
・「祝 還暦」というラベルを貼ったワインなんて、どう?
・2次会に移動したりするから、荷物になるものはいらないなあ。重いし。
などなどの意見が出て、記念品はストラップを作ることになりました。
そのストラップの写真を見て、女性幹事陣は、「…そんなのいらない。」(^^;)
それは、千社札を模した木札で、一人ひとりの名前が入るものでした。
ゴルフをやる人たちは、ゴルフバッグなどに付けているそうです。
でも、女性陣の多くは、ゴルフやらない人が多いし、千社札にも、木製のストラップにも、興味はないんだね。
そんなこんなで、その後も喧々諤々の話し合いが続き、男性と女性とでは、違う記念品を用意することになりました。
いやあ、面白いです。
みんな、いろんな考え方があるんだなあ。
それは、男性と女性の違いではないとは思うけど、そして、きっと、一人ひとりの考え方の違いは、それまでの人生をどんなふうに過ごしてきたのかによるのかもしれないけど、みんなで意見を出し合って、お互いを尊重していけば、望ましい到達点にたどり着くのかなあ。
女性陣が、どんな記念品を作るのか、お楽しみに!
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